ビシュケクセカンド2日目
4月2日(火)ビシュケク
ビシュケクお腹いっぱいです笑。
今日もイラン大使館は閉まっているということで、日帰りで山に行くことも考えましたが髪が3ヶ月近く切っておらず、癖毛なのでボサボサになっていたため美容室に行きました!
シャンプー+ブロー+カット+強めのヘアアイロンをしてくれました。所要時間は1時間くらいで、お値段は580ソム=940円でした(*´∀`)
ベテランのお姉さんが対応してくださり、一応日本のモデルさんの写真を持っていったのですが後ろ姿の写真は持っておらず、キルギスのモデル写真(ロシア風)を見せてもらいながら微調整しました。ハサミが縦に動いていたのと、何回か髪を小分けにしてカットしていたところは日本と同じで、思ったより(←失礼ですね(^^;)上手でした!
ただ持っていた日本のモデル写真が前髪を作っていたので、作ろうかとお姉さんが言ってくれたのですが、キルギス人は基本的に前髪ないです笑。少し怖かったので今回は前髪を切らずそのまま伸ばしておきました。
宿の近くにお客さんが常にいる美容室があったので、そこで切りました。人がいるところ=正解な気はします。
じゃーん。顔の日焼けがヤバイので、写真は遠目ですが、宿のおばさんには「良くなった!」と言われたので満足です。確かに日本で切った時なみのクオリティです!!
キルギスというか中央アジアは、美意識が高いので、ネイル(私はしてませんが。)やカットは意外とオススメです。
今回の宿は特に旅人同士の交流があるわけでもなく、宿の人も必要以上にベタベタしてこないドライな宿でお気に入りです笑。もちろん色々な出会いは大好きですが、わりと私は、世界一周とかをされている旅人さん達と比べて、1人の時間を持つことが重要なタイプなんだなと感じます。だから歩くのかもしれません笑。
また、この宿はタダで洗濯機を使わせてくれて、時間がかかるからと、おばさんが外に乾かすところまでやってくれました……ありがたいです。さすがにお礼を!と思ってお花をプレゼントしたら喜んでくれました(^^)
ちなみに、チューリップは中央アジア(天山山脈)が原産地らしいです。オランダが有名だが原産地はここだ!とキルギス人が自慢していました笑。至るところにチューリップがあった理由がほぼ2ヶ月目にしてようやく分かりました……遅いですね(^^;
日本にいるようなのんびりした日々を送っていますが、これはこれで楽ですね。明日は必ずイランビザをゲットしたいと思います。
ビシュケクセカンド1日目
4月1日(月)ビシュケク
ビシュケクセカンドの始まりです。
日本人なので新元号の発表を見てから、イラン大使館に行きました。キルギスに居ても日本のことをタイムリーに知れる便利な世の中になったなーと平成に思いを馳せながら、見ていました。
「令和」どんな時代になっていくのか楽しみです。
イラン大使館(ビザセンター)から正式に「名前を正しく修正できたので、あなたのビザを受理するから大使館においで!」という嬉しいメールが日曜日に来て、ようやくビザゲット!とニコニコ気分で出発しました。
ピンポーン×10回
でない。でない。なぜ?
張り紙発見、、、「今日と明日の日付が書いてあるけど、ロシア語表記で分かんないな~はっ!このパターン!」→翻訳→
今日は営業しない!
嘘でしょ……今度は大使館(ビシュケク側)の休日にひっかかりました。なんだかんだで1週間待ったのに…もうイヤ。諦めないで水曜日に来ます。はい。
次のトルクメニスタンも発行までに10日間くらいかかるとのこと……しかも書式は3枚びっちりなので、書くのに時間がかかります。私はとりあえず申請用紙だけもらい、イランビザを入手しだい、日付を記入したらすぐにトルクメニスタン大使館にも行けるようにしました。ちなみに最後は白紙で嘆願書を書きました。ビザ取るのに嘆願…笑。世界は広いです!
5月にはトルコを歩きたいのに……。と焦ってはいます。しかし焦っても結果良くならないので、余裕を持ってトレーニングがてら、キルギスの山をトレッキングしたいと思います。
ちなみに日本ではあまりメジャーではないですが、キルギスのトレッキングルートにはトレッキング大好きな西欧人がたくさん居ます。なので英語で色々と検索すると面白いルートがたくさんでてきて、飽きないです。トレッキング好きな方や山登りが好きな方にはぜひ訪れて欲しい国です(^^)
ご褒美?のご馳走チキンで夕飯です。トレッキングの格好していると目立つので黒のジーンズ買いました。目立たなくなり、町歩きは楽です。
明日は、新元号も発表されて気分を一新したいのとタシュケントで髪切ったが良いと言われたので(→正確には美容室に誘われただけですが笑)、髪切ります。なんとなくですが、中央アジアの美的センスは信頼できる気がしています。
カラコル3~5日目
3月29日(金)~31日(日)
アルティンアラシャン
今回の最大目的であるアルティンアラシャン(黄金の泉)……温泉へ行って来ました!湯船となにより温泉の泉質(日本でも温泉の泉質にはこだわっています笑)が最高でした。2泊3日の滞在で4回くらい入りました(^^)
アルティンアラシャンに行く方法は、歩きかジープか馬(ホーストレッキング)らしいです。実際にホーストレッキングしている外国人観光客も見ましたが、私は迷わず歩きで行きました!
スタート地点に雪が積もっていて、ここから1000mあがるのは正直、不安でした。しかし、スタート地点は日陰だっため雪が積もっていただけで、全体としては前日に歩いたどこよりも少なく快適でした。さすが観光地です。
スタート早々にジープと遭遇し、乗っていくか?と誘われましたが丁寧に断りました。後でジープで行く方が怖いなと思う道(せまかったり、凸凹だったり)を見て、歩いてよかったと思いました笑。
景色が最高でした。他の人のブログを見ていたら、「インフォメーションでは4時間と言われましたが、5時間かかりました」と。トレーニングだ!と言い、荷物をデポせずに持ってきた(13kgくらいです)のでビクビクしていたのですが、シルクロード徒歩の成果を発揮し3時間半で到着できました!素直に嬉しかったです(*´∀`)
着いた日以外は雨か雪でした笑。1番良い天気!
夏が本番のため営業している宿は一件のみ。やっていてくれて良かったです。日本では山で山小屋に泊まることはない(基本的にテント泊です)ので、良い経験になりました。山小屋、暖かくて快適です!
ウェルカムワンコさま。癒されました。
夕焼けと星が綺麗でした。山がやっぱり大好きです。
翌日はアラクル湖には雪のため行けないので、近く?の湖を目指すことに。この時期に居る謎の外国人と一緒に行きました。私の存在もあちらからしたら謎だったみたいです。ちなみにがっつりと外国での山登り(しかも雪)になったので、ソロは危ないなーと思っていたこともあり助かりました。
トルコ系フランス人で母親はキルギス人のギュルム君……色々と複雑すぎて一回聞いただけでは理解できなかったです笑。
雪が降っていました(^^;&少し積もっていましたが、荷物が少ないと足取りも軽かったです。
結局、時間的に厳しかったので目的の湖は諦めましたが池がたくさんある草原地帯までは行けたので満足です。
宿の奥様。と言っても12月に結婚したばかりの19歳の若女将、カクちゃんです。翻訳機を使い、頑張ってコミュニケーションを取ってくれました!妹みたいで可愛かったです。お客さんも少なかった(2人だけ)ので、たくさんお話ししました♪仲良くなった記念に!と、コロンとスカーフをくれました(*´∀`)ありがとう。
なんだかんだで下山!トレッキングばっかりしていたのと、温泉で疲れがでたのか帰りは思ったより時間がかかってしまい、軽くショックを受けました笑。もちろん早さが全てではないですが、1種のモチベーションになっていたみたいです。
恒例の乗り合いバスでビシュケクへ。6時間……日が暮れてしまいました。月曜日にイラン大使館に行きたくて強行日程にしましたが、カラコルで1泊したほうが良いと思いました。
とにかくトレッキングは楽しい。山は、自然は、美しい。ということを改めて感じる場所でした。
カラコル2日目
3月28日(木)カラコル
昨日とは別のところを8時間トレッキングしましたた。アップダウンの少ない軽いトレッキングだと、毎日トレッキングでも飽きません。心地よく身体を使えて楽しいです!
本日は、富士山よりも標高の高いアタクル湖から流れ出たアタクル川沿いをトレッキングしてきました。アタクル湖はエメラルドグリーンの綺麗な湖だそうで行きたかったのですが、時期的に無理で諦めました…(..)ちなみに6月下旬~9月上旬の約3ヶ月間しかアタクル湖に行くことはできないそうです。
カラコルの町南部に位置する渓谷で、市内バスで国立公園の入口まで行けて楽でした。ゲートで入場料を支払い国立公園の中に入ったのですが、国立公園の中には民家があって、牛ものんびりしていました笑。
アメリカの国立公園をイメージしていたので拍子抜けしましたが、キルギスらしくて好きです(^^)子牛は私を見るなり、逃走………なんかごめんね。
道中は、2/3が雪道でした。雪はズブズブ(溶けてはじめている)で足は濡れるし、底に泥が付いて重いしという状態で、この時期に人が少ないのは納得です(^^;
折り返し地点のビューポイント。とにかく山がキレイに見えたことが最高のご褒美です。この奥にもっと道が続いており湖に行く登山道や登山(登頂)のためのベースキャンプがあるそうです。
川の水が澄んでいました。水は冷たくて気持ちよかったです。
水たまりが大変でした。
道も明確で、川沿いで涼しいので夏場のトレッキングが人気なのも納得です。スキーの跡もあったので冬もトレッキングしている人がいるのでしょう。羨ましいです。
自然の中で、心身ともに療養中です。明日は温泉がある今回のトレッキングのハイライト、アルティン・アラシャンというところまで行ってきます。
カラコル1日目
3月27日(水)カラコル
天山山脈の山にトレッキングをしに来ました。時期的に残雪期にあたり人が見当たらないです。そんな山の中が落ち着きます(*´∀`)
他の山とは違う地質の山(岩)発見!!興味深いです。山岳部の人に色々と聞きたくなりました。
水は雪解け水なので、冷たいです。この天山山脈からの雪解け水でできた川たちがイシクル湖が透明度世界2位の要因です。キレイ!!
滝まで行こうとしたら、途中から標高が高くなり雪が深くなり、滑落しそうな場所もでてきたので雪山の装備必要と判断し戻りましたが、あと少しだったので行きたかったです。何とか行けないか模索した跡。
景色は冬の上高地に似ていたこともあり、ホッとしました。やっぱり雪があると進むのは大変ですが、空気が澄んでいて気持ちよいです。海外でも日本でも山は山!自然の中にいると、私の心は落ち着きます。なんだかんだで半日いました笑。人がいない山+雪ある+豊かな自然=元気の源
ホーストレッキングとかではなく、たまたま地元の人が馬を連れて山の中に入っていた帰り道に私と遭遇して、途中から一緒に帰りました。乗ってみなと言われてお馬さんに乗って少し帰りました。お馬さんの背中から見る景色も楽しかったです。みんな賢いです。お馬さん、ありがとうございました。こんな出会いもありがたいですね。
ビシュケクからカラコルへ
3月26日(火)カラコル
朝から大使館に行くのを諦め(大使館のお姉さんが毎日イランの申請局に電話してみて、修正できたら連絡くれるといってくれたのですが、あいにくキルギスでは私の携帯が使えないため、行って確認するしかないのです…。)カラコルに向かいました。
乗り合いバスで、6時間。琵琶湖の9倍の大きさは誇るイシクル湖の湖畔沿いを進み、無事にカラコルという街に着きました!イシクル湖は大きさだけでなく透明度も世界2位という透き通ったキレイな湖です。夏は湖水浴で湖畔は賑わうそうです。イシクル湖もゆっくり見たいです。
今日の宿。テントホステル………名前通り、部屋はテントでした笑。しかも今はシーズンオフでお客さんが私1人でのびのびできて最高です!!
テントのほうが個室でドミトリーより落ち着いて私にとっては嬉しいです。夏はトレッキングと登山客が、冬はスキー客とアウトドアシティなカラコルです。天山山脈(中国歩いてた時にずっと見ていた)の最高峰へアタックするための街でもあるので、街は登山インフォメーションがたくさんあります。アウトドア好きの人がたくさん来る街……素敵です。
ビシュケク3日目
3月25日(月)ビシュケク
ようやく月曜日になったので、朝から旅行代理店へ。ビシュケクでイランビザを取っている人は多く、情報もたくさんあり助かりました。
しかし問題が発生しました……他の人のブログでは旅行代理店で完結していたのに、現在は大使館に自分で申請しないといけないシステムに変わったそうです。。。めんどくさい!しかも代理店は申請のパソコン入力しただけで代行手数料を取ってきました……話が違う。
しかも、しかも、手数料は百歩譲っても代理店が入力する際に、私の名前を入力ミスしたために、大使館で名前の変更手続きをしなくてはいけないというめんどくさい自体に(..)
しかも、しかも、しかも、現在イランの役所はナウルーズデーで1週間近くお休みだそう。名前の変更は大使館ではできず、不備なく申請するだけなら大使館でできるので、すぐ発行できたとのこと(;o;)
代理店、大使館にも2回も行き、1日かけて分かったこと………代理店の仕事が最悪だということでした。こんな日もあるよ!と自分を励まして、明日からカラコルという都市に移動してイランビザの申請前だけど、申請を待ちたいと思います(^^;
宿で仲良くなった韓国&ロシア系キルギス人のローマさんが、私の事情を聞いて励ましついでにビシュケクを案内してくれました。ありがたかったです。
ビシュケクで1番の展望ということで観覧車に乗りました。確かに山々を一望できてキレイ。
ローマさんイチオシの乗り物笑。遊園地で日本ではそこそこ人気のブランコが高いところで回る乗り物は、キルギスでは大人気でした。
トルコが支援してできたモスク。綺麗でした。
明日からカラコルに現実含めて逃避してきます。