シルクロード徒歩横断

27歳女子。1人でシルクロードを歩いてみる。

ビシュケク2日目

3月24日(日)ビシュケク

今日は待つしかないのと、汚れている洋服を洗いたいこともあったので、洋服を徹底的に洗ってから12時くらいに宿をでました。f:id:eri-john:20190327015302j:image

洗濯を頑張ったご褒美ご飯。お肉がジューシーで美味しかったです。女子っぽい笑。f:id:eri-john:20190327015419j:imagef:id:eri-john:20190327015700j:image

その後は、博物館が作品入れ替え中でやっていなかったので美術館に行きました。博物館ばっかりだったので、久々の美術館は楽しかったです。

一階には子どもたちの絵画が(*´∀`)個性豊かで、ビシュケクの子どもたちが山の絵を書くとこうなるのか!と勉強になりました。やっぱり子どもに少しでも関われることがあると嬉しい気持ちになりますね。

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気に入った子どもが描いた絵です。色彩センスが抜群です。紫を使いこなすとは……この絵は欲しくなりました。

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たまたま特別展として日本の富岳三十六景の展覧会がやっていました。全部を見たことがなかったので、恥ずかしながら日本人の私が海外で日本のことを学ぶことに。やって富士山は日本人の誇りですし、改めて日本画は独特で素敵だなと思いました。

雛人形も飾っており、今年は見れないと残念だったのですが、ここで見れて嬉しかったです。

美術館で心が美しくなった気がした1日でした。

ビシュケク1日目

3月23日(土)ビシュケク

あたり前のように国境越えが2回あり、徒歩のときのようにスムーズにはいかず待たされながら、何とか10時にはビシュケクに着きました!夜行バスは、眠っているときはカザフスタンを走ってくれていた(カザフスタンは道がキレイ)ので、よく眠れました。f:id:eri-john:20190327014711j:image

ただいまビシュケク!と勝手に故郷に帰ってきたように嬉しくなりました。1度でも行ったことのある街は安心感が違いますね(*´∀`)f:id:eri-john:20190327014811j:image

本日のお宿です。ウズベキスタンに比べるとキルギスは宿代が半額くらいになるので助かります。安いとはいえお湯もでて良いお宿です♪

イランビザを取るために代理店に行ったら、大使館が閉まっているから、月曜日に来てと言われてしまいました。土日やられたー。と思いながら、明日は前回全く観光していないビシュケクを観光します!

 

 

タシュケントからビシュケクへ

3月22日(金)ビシュケク

弟を見送った後にバスに乗り間違え、市街地から大きく離れてしまい結局タクシーで帰るということをして疲れきり起きたのが9時でした(^^;

ビシュケクへはイランビザを取りたいのと、ビザを取っている間に、見たかったイシクル湖と周辺のトレッキングに行こうと思うので、1ヶ月歩いた道のりを1日で戻ります笑。

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ビシュケク行きをバス停で聞いたら夜行バスで18時発とのことでした。道端のタンポポが春を感じさせてくれます。f:id:eri-john:20190327013616j:image

タシュケントの巨大モスクへ。隣に何かモスクらしきものが作られていました。人口多いとモスクも大きいのが必要みたいです。f:id:eri-john:20190327013748j:image

コーラン博物館へ。世界最古のコーランを見れて興奮してしまいました。大きくて歴史を感じました。またヘブライ語に訳されたコーランも発見し、今日の情勢の中で、どのタイミングで訳したんだ!?と色々と興味深いものも発見しました。弟と博物館でなく、こちらに来れば良かったと少し後悔するほど面白い博物館でした。f:id:eri-john:20190327014159j:imagef:id:eri-john:20190327014225j:image

バザールも祝日モードで賑わっていました。活気って大事だなと思いながらタシュケントを満喫しました。

 

 

タシュケント

3月21日(木)タシュケント

弟とお別れです。2人旅、楽しかったので辛いです(;o;)

7時にタシュケントに着き、車内では爆睡しましたが、若干寝不足のままホテル探しをしました。そして着いたホテルがまさかのオーバーブッキングで、別のホテルへ……そのホテルがオーナーさんは「New」と言っていましたが、「作っている」との間違いかと思われるホテルでした笑。しかも地下鉄から遠くて不便。まぁ、寝不足で判断力も落ちていたので、OKしちゃいましたが笑。どんな状況でも眠れるのは特技かもしれません。f:id:eri-john:20190327012013j:imagef:id:eri-john:20190327012104j:imagef:id:eri-john:20190327012142j:image

今日はナウルーズデーという祝日です。みんな楽しそうです。タシュケントの中心地ではイベントをやっていました。子供たちのダンス可愛かったです。

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タシュケントの歴史博物館へ。さすが首都の博物館だけあって、アルマトイの博物館よりしっかりしていました笑。ガンダーラ仏も見れて満足です。しかし相変わらず、3階は前大統領コーナーでした(^^;

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弟と最後のご飯は地元の人が多い、レストランでピラフとラグメン!!やっぱり最後までラグメン笑。美味しかったです。f:id:eri-john:20190327012511j:image

帰りにイベント会場でシャシリクも買いました。炭火焼きで、こちらも美味しかったです。

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家族へのお土産選びとナンを買いました。やはりナンは焼きたてが美味しいですね。f:id:eri-john:20190327012656j:image

22時の便に乗る弟をお見送りしました。人生で弟とこんなに長旅をするとは思いませんでしたが、弟がいてくれて本当に心強く、楽しく、面白いことばかりでした。

2人旅素晴らしい。

この時、この場所を2人で旅できたことに感謝です。最後はホロッときてしまいたが、ここからは1人で旅を続けます。改めて頑張るぞ!

 

 

ブハラ3日目

3月20日(水)ブハラ

一昨日の寝不足からの回復、弟と荷物の整理がありゆっくり起きてゆっくり行動していたら、宿をでるのが12時になりました。f:id:eri-john:20190327005947j:image

チェックアウトが早い宿で10時半には部屋をでましたが、イスラーム式のテーブルスペースで荷物の整理が出来たので助かりました。そろそろと弟とお別れ………寂しい!f:id:eri-john:20190327005831j:image

本日の16時ブハラ発19時サマルカンド着の列車で行くことになっていたので、残りの時間が3時間くらいしかなくなっていました。……とは言いつつブハラも見つくしました笑。

ということで市民が休日に行きそうな公園型遊園地を見てきました。みんな楽しそうでよかった。

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ラクダとラビハウズというメインで記念撮影。この前、行ったところで気に入ったところ…モスクやマドラサ、お墓などもう一度行って来ました!2回も見られるなんて贅沢ですね(*´∀`)

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列車、3種類目。全ての列車を制覇しました!やっぱり1番最初の新幹線型が快適でしたが、寝台車も眠れるので好きです。f:id:eri-john:20190327010743j:image

サマルカンドに到着!夕日が綺麗でした。実は翌日も早く、朝3時発の列車だったため、サマルカンド駅でもステビバしました。f:id:eri-john:20190327010912j:image

弟との最後の晩餐はレギスタン広場前の高級レストランで………と言いたいところだったのですが、レギスタン広場前の公園で途中で買ったチキンを食べました。列車の中でおばさんたちがチキンを食べていて美味しそうだったのと、やっぱりチキンが好きで笑!

ライトアップされていると思ったらライトアップはされてませんでしたが、最後の夜にもう一度レギスタン広場を見れてよかったです。

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さすがにブハラ駅で眠れた私もサマルカンド駅はご覧の有り様で眠れませんでした。何故か夜の駅に軍隊さんがいらっしゃいました。軍隊さんも待ち時間は自由時間らしく、一緒に写真を撮りました!薄汚い日本人でごめんなさい…駅でステビバしている日本人でごめんなさい(^^;弟といわく、「さすが軍隊さん。今までみた若者で1番しっかりしていた」とのこと。旅をさせてもらって感謝です。

 

 

ヒヴァ

3月19日(火)ヒヴァ

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10時にウルゲンチというヒヴァから車で30分くらいの街に着きました。弟も列車内ではよく眠れたので、良かったです。

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駅に着くなり、イタリア人とフランス人にシェアタクシーを提案され相場も知らなかったのと、夜行列車で帰れなくなり今日中にブハラに戻りたいこともあり、観光時間を取るため提案にのっかりました。

結論…イタリア人、値段交渉が上手でした笑。この後、イタリア流の交渉で通していくのですが楽ですし早いですしオススメです。

※イタリア流:値段の上限を自分で決める。絶対に譲らない。→無理な値段だと相手がすぐ引く。→可能かもって思った相手は交渉してくるが、こちらが値段を変える気がないので、あちらがこちらの言い値でもいいか考えてくれる。結論…時間もかからず私たちが考えることもしなくて楽。

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後ろはマドラサのようなホテルです。泊まってみたい。トップ画の未完成のマドラサは、このホテルの横にありました。

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木彫り細工が有名だそうです。本当に細かくてかわいい。弟とまな板を気に入り、母のために購入しました。使ってくれると嬉しいな(*´∀`)

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モスクの柱ですが、細かい木彫り!!全体的な印象として、ヒヴァが1番細部までこだわっている感じがしました。職人技が光っているのが好きです。f:id:eri-john:20190327004442j:image

場内では結婚式をしているカップルも見ました。参列者と花嫁さんの衣装にスザニ(ウズベクの伝統布)が使われていて可愛かったです。

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ヒヴァの美しさは私のカメラ技術では表現できません。すみません。細部が本当に美しいです。タイル1枚、柱1本へのこだわり。f:id:eri-john:20190327004846j:image

城壁内で見所は簡潔しており、17時頃には全部見尽くした感じでした。半日でたっぷりと満喫できて、満足です!サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ確かに段々と小さくなっていきましたが(初日に助けてくれた人が言っていました)私は街としてはブハラとヒヴァが好きでした。

城壁に登れて感動したのも束の間、4分の1進んだところで行き止まりになったのに降り口がなくて戻りました。そういうところも好きです笑。

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出ました看板!花嫁さんが素敵でした。f:id:eri-john:20190327005339j:image

イタリア流交渉術&1人乗っていてくれたため乗り合いタクシーはすぐに出発し、スムーズにブハラへ。午後6時に出て、ひたすら砂漠を進み、午後11時にブハラに到着。宿にもすぐに行けて、しかも宿にはバスタブがありゆっくり休めました。

 

 

 

 

ブハラ2日目

3月18日(月)ブハラ

今日もゆっくり起きて、朝食を楽しみました。歩き終わってから観光に入るときは徐々にならさないと歩きのテンションで突き進むと疲れます笑。

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メッカに次ぐ中央アジアの聖地、バハウッディンへ!ミニバンもすぐに見つかり、スムーズに移動でき幸先良い感じでした。聖地なので、基本的に写真はないのですが、アラブ系の観光客が多かったです。どこにいたの?と思うくらいイスラーム教の観光客を見て、ここが聖地であることを実感しました。みんなオシャレして、熱心にお祈りしていて空気感はダントツで好きでした!f:id:eri-john:20190327000548j:image

その後は明日の朝4時発の列車でヒヴァに移動する予定だっため、先に切符だけ買っておこうと思い駅へ。混んでいる&並ばないので、買うだけで大変でした(^^;ここで、祝日にかぶっていたのでヒヴァからタシュケント行の夜行列車の切符も買おうとしたところ満席、、、ブハラからタシュケントも満席。どうしよう。とりあえずヒヴァからブハラまでのチケットはあるよという情報だけもらい、一旦帰りの行き方を考えるためにWi-Fiがある宿に戻りました。f:id:eri-john:20190327001723j:image
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宿に戻ってきて、とりあえず列車の時刻表のみスクショして、すぐに宮殿に行き現実逃避をしてしまいました笑。ブハラ=ハンの夏の宮殿に行って来ました。たまたまミニバンもすぐに見つかり近くで降りようとしたら運転手さんがサービスで宮殿前まで連れてきてくださいました…タクシーのように使いこなせるようになった(*´∀`)運転手さん、ありがとうございました!

宮殿はやはりモンゴル!という感じでイスラーム建築は雰囲気が異なり、これはこれは面白かったです。

時間もあったので、家族へのお土産選びをして駅へ。先ほど対応してくださったお兄さんがいたので、事情を知っているのでスムーズに対応してもらえました。しかも私たちが現地の人に割り込まれそうになると日本人が先だと助けてもらい本当に助かりました!

結局、列車のチケットはブハラからサマルカンドサマルカンドからタシュケントを買いました。ヒヴァからブハラは7時間かけてタクシーで戻ろうと思います(^^;

夜は列車の時間的に早朝移動になるので、早朝移動がむしろ怖かったので、ブハラ駅でのステビバを選択しました。駅構内に入るにはセキュリティチェックもあるのと、駅員さんも24時間体制だったので比較的安全かなと。私は爆睡したら、弟に(弟はむしろ駅員さんの声で起きていたそうです)よく寝れるねと呆られました笑。乗った電車も寝台車で、列車の中でも体を横にして眠れて意外と快適でした。