シルクロード徒歩横断

27歳女子。1人でシルクロードを歩いてみる。

大学生らしい@ギレソン

6月15日(土)37km

エスピーヤ→ギレソン

ホテルだったので早起き&早めの出発ができるため、頑張ってギレソンまで行くことに!ありがたいことにお家に招かれると絶対に朝食もだしてくれます(^^)f:id:eri-john:20190618020151j:image

エスピーヤから海がきれいになると現地の人が言っていた通りです。ブルーオーシャン黒海にいるんだなと改めて感じる瞬間でした。

この後、せっかくならと黒海を泳ぎました。最高です。人生で黒海を泳げるとは………。

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大学がそろそろ夏休みということで、大学生にたくさん会いました笑。ヒッチハイカーはほとんどがお金のない大学生のため、暇なヒッチハイカーに話しかけられることが多かったからです。ちなみにギレソンは大学の町だそうです。

みんな20歳くらいで楽しそうでした。私は完全に同い年だと思われ、話しかけられます笑。年齢を言うとビックリはするのですが、その後も躊躇なくガンガン話しかけるのはトルコらしいなと思いました。日本なら引いているハズです(^^;f:id:eri-john:20190618021155j:image

ということで大学生さんのシェアハウスに誘って頂きました。どこの国も大学生の部屋は大学生の部屋ですね。汚い&古いもののオンパレード笑。長年使われてきた冷蔵庫はドネルマグネットだらけでした。

若者たちからエネルギーをもらった夜でした!

 

1人時間は大切@エスピーヤ

6月14日(金)30km

ギョレーレ→エスピーヤ

今日が終業式だという百合子ちゃんと別れを告げてから出発!!ノートを頂いたり、Tシャツをあげたりしました。彼女が日本に来られる日を願いながら進みます。f:id:eri-john:20190618014837j:imagef:id:eri-john:20190618015007j:image

学校前のバス停にて面白い張り紙を発見!数学の公式でした。トイレに張り紙をして覚えるじゃないですが、ナイスアイディアと感心していました。

細かいことですが、教育の質はトルコは高い気がします。トルコに入ってから、先進国(あまり好きな言い方ではありませんが…)であることを実感することが多いです。ゴミをポイ捨てしないとか、、、当たり前ですが居心地の良さにも影響してくるのかなと思います。

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速度標識。微妙な数字が並んでいて笑ってしまいました。歩き旅だから気にするポイントかもしれません笑。f:id:eri-john:20190618015337j:image

エスピーヤに入りました。途中でお菓子やチャイを頂いて、ホテルへの道も現地の人がが優しく教えてくれて無事にたどり着けました。幸せだーと思っていたら天使のシャワー。。。ありがたいことです。

連日のおもてなしに心なしか気が休めてなかったのか、久しぶりのホテルで12時間の爆睡です。ふー幸せ。

 

日本好きの子に会う@ギョレーレ

6月13日(木)32km

バクフィケレ→ギョレーレ

久しぶりの30km越えは疲れましたが、前に進めた感があります。やっぱり30km以上は1日に歩きたいです。f:id:eri-john:20190616012044j:image

朝から送迎会を開いて頂きまして、豪華な食事を食べました。余った食材全てをもらい、出発!!トルコ人の2日連続のスペシャル接待にビックリしながら、トルコ最高だー。と思いながらのスタートでした。f:id:eri-john:20190616012258j:image

スタートして3時間。学校の英語の先生に捕獲されました笑。「学校見せてあげる」ってズルい言葉ですよね。見たくてヒョイヒョイついて行きました!

トルコの学校は私が来ても不審者!?と動じることなく、すんなりと受け入れてくれました笑。校長先生にも会ったりして、楽しい一時を過ごしました。

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職員室にて先生方の日誌書きを拝見しました。先生になるには、たくさんの試験をパスしなくてはいけず、1回先生になったら辞めないそうです。安月給なのを嘆いていて、先生という職業の尊さに見合う月収を渡してほしい(日本もかもしれません。)と思いました。

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付き合ってくれて、ありがとうとアイスクリームを頂きましたが、、、こちらこそありがとうなので、初めて奢ることができました(*´∀`)

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田舎町を通過して、ギョレーレへ。町なので大きいには大きかったのですが、ホテルはなくテント泊するかと気持ちを切り替えていたところ、またお家に誘われましたー!凄すぎるトルコ笑。

たまたまホテルがないか聞いた人から、日本のアニメ好きの娘さんがいて、「娘が日本語の勉強をしているので是非来て!」と言って頂けました。偶然は必然とはこのようなことを言うのですね。

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お菓子屋さんの1人娘、百合子ちゃん(15歳)。お母さんがロシア人・お父さんがトルコ人でトルコの帰国子女だということで、大人びていて英語もペラペラの才女でした。5ヵ国操れる時点で尊敬ですね。

日本式のもてなしで大満足でした。先回りや歩道を優先されるなど細かい日本の所作を知っていてくれて、心なしか気が楽でした!本当に最高の1日でした。

 

 

 

チャイを摘んでみる@バレ村

6月12日(水)

バレ村

チャイ屋のメメット君のご実家であるバレ村に1泊させて頂いて進もうと思ったら、シーズン中でチャイ(お茶)の刈り取り作業があるとのこと。………お世話になったので、参加させて頂きました!!

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バレ村ならびに黒海沿岸はチャイの産地で、5月~7月がシーズン。どこの畑の人も忙しそうに動いてました。f:id:eri-john:20190616004915j:image

日本の茶摘みをイメージしていたら、巨大なハサミを頂きました。これでザクザク刈り取るのがトルコ式だとか。見た目以上に重いハサミで重労働でした!改めてチャイを頂けていることに感謝です。f:id:eri-john:20190616005106j:image

しかもチャイ畑は坂です。アップダウンが大変でした。ご年配の農夫さんがキビキビ動かれていて尊敬です。f:id:eri-john:20190616005223j:image

山が好きだと話したら、ハイキングにも連れていってくれました。運が良く雲海が見られました!トルコ語にも英語にも雲海という単語がないことを知り、改めて日本語の奥深さを実感しました。

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イスラム教スタイルの関係性が分からない!輪という中にいれてもらいました笑。メメット君の親御さんに気に入られたらしく、またおいでと言ってもらえました。農家民泊のようで楽しかったです(*´∀`)

チャリダーパワー@バクフィケレ

6月11日(火)25km

アクサカレ~バクフィケレ

色々、話しかけられて距離は進みませんが良い経験だと思って全てを許容しています笑。f:id:eri-john:20190612142107j:image

朝ごはんもご馳走になり出発!この時点で10時でした。。。トルコ式チャイのケトルバージョンを発見。文化と最先端器具の融合に感心していました。f:id:eri-john:20190612142408j:image

青い海ー。チャリダーさんに会う日は会うなと感じました。今日だけで3人のチャリダーさんに会いました!ドイツ人・ベルギー人・イラン人のチャリダーさん。ベルギー人のチャリダーさんはシルクロードを西から東に旅するらしく盛り上がりました(^^)

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ついでに南の方にある良いトレッキングルートも教えてもらいました。情報を現地調達というアナログですが、臨機応変に対応するのが楽しいです!

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もっと進もうかなーと思いつつ、宿の情報を仕入れようと話しかけたチャイ屋さんでデリバリーケバブのおもてなしを受けました笑。ジョージアでも思ったのですが、道を聞くだけ(=迷惑をかけるのは私)なのにおもてなしを受けるのが凄いなと。日本でも旅人に優しくしたいと常々感じるのが、自分が最高のおもてなしを受けているからかなと思います。

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楽しんでいるうちに色々と話がまとまって、チャイ屋さんのお兄さん家にホームステイすることに笑。なんでもありですね。そしてトルコ人の異常な親日っぷり!!ありがたいです。

この街から遠いからと友人の洗濯機(取り扱い店)屋さんが車で送ってくれました。本当に良い人たちばかりです。頭があがりません。

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村は山の中です。海も良いけど、山は落ち着きます。子供が可愛いです。

 

海がキレイ@アクサカレ

6月10日(月)28km

トラブゾン~アクサカレ

久しぶりの路上歩きです。熱射病に注意します(^_^;)

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トラブゾン市内にある修道院を見てから出発。無事にイスタンブールまで行けますように。1000km頑張るぞと誓いをたてました。

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珍しく昼頃にお腹がへったこともあり、休憩。キョフテ……トルコの料理はどれも美味しいです!!食堂のおばちゃんに気に入られてスープとデザートをご馳走になりました。本当にありがたしです。f:id:eri-john:20190612141621j:image

黒海沿岸は歩いていて気持ちいいですね!f:id:eri-john:20190612141636j:image

歩いていたら子どもに話しかけられ、そのままホームステイをしました!良い子たちでしたが、どこの家でも家庭問題はあるらしく、大変そうな場面にも直面しました(^^;

お母さんに10歳のエイメン君がわんぱくすぎて、私が手なずけたら日本に連れて帰ってと冗談なのか本気なのか分からない相談を受けました笑。面白いご家庭で、面白い一時を過ごしました。

 

 

トルコに入りました。

6月8日(土)~9日(日)

トラブゾン

ゆっくり、まったり、アラブ系避暑地のウズンギュルを満喫しトラブゾンにやってきました。事前情報だとトルコのリゾート地ということでしたが、海に入っている人はおらず工業地帯という感じでした。f:id:eri-john:20190612140204j:image

ウズンギュルで、天使のはしごを見ました!良いことがありそうです。f:id:eri-john:20190612140234j:image

バスでもやすませてはくれません笑。フォトスポットがあると話しかけられ、写真を撮りました。後で分かったのですがトルコ人、写真大好きです。

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チャイの産地で工場も多いです。カザフスタンでお茶を褒めたときにチャイはトルコのだ!と言われて、まさしくこの辺りのチャイだったみたいです(^^;f:id:eri-john:20190612140456j:imagef:id:eri-john:20190612140525j:image

トラブゾンポルトガルポルト(魔女の宅急○の舞台らしいです)のような雰囲気で、坂道が多いのとレンガ造りの家がたくさんありました!可愛い町です。f:id:eri-john:20190612140625j:image

中心地は東京の町田(分かる人には分かると思いますが……)に似ています笑。f:id:eri-john:20190612140713j:image

やっぱりダンスは好きみたいです。楽しそう!

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郊外にある修道院にも行って来ました!黒海沿岸は意外ですが、切り立った山々が連なっており、少しでも中に入ると断崖絶壁の山々が見られます。日本海の沿岸に似ています。修道院も断崖絶壁にあり、作った人たちの情熱を感じました!

のんびり、ゆったりとして明日からの歩きに備えました。