シルクロード徒歩横断

27歳女子。1人でシルクロードを歩いてみる。

リゾート@バトゥミ

6月5日(水)~7日(金)

バトゥミ

5日と7日が朝から移動の日だったので、バトゥミにいたのは実質1日ですが充分満喫できました。改めて自然が好きだなと思いました!


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朝8時にクタイシ(ジョージア第2の都市)行きのバスが出ているということで、これを逃すと翌日までバスがないので6時半に起き準備をしました。しかし、、、なぜかバスが来たのが7時15分笑。今まで遅くなっても早くなったことはなく、田舎の強さに圧倒されました。その後、悪路を寝ていたのを現地人に驚かれながらクタイシ到着。どこでも寝られるようになりました(^_^;)しかし、クタイシが暑すぎてバトゥミまで逃げることを決意。盆地辛いですね。

バトゥミはオシャレタウンでした。
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黒海で釣りを楽しむ人々。リゾート地ではありますが、こんな一時がホッとします。f:id:eri-john:20190608152723j:image

黒海に沈む夕日。久々の海&夕日に感動しっぱなしでした!!

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バトゥミでは新しく靴や服を買い、久々に日常を味わいホッとさせてもらいました。下界の空気ですね。そしてバトゥミで最後の晩餐です。相変わらず美味しかったです。

ジョージアはご飯美味しい。人優しい。自然がキレイ。物価も安い。皆さんにオススメできる最高の国でした!f:id:eri-john:20190608153103j:image

トルコに入国しました。


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ジョージア人の運転手のオススメで、お茶の美味しいリゼ&温泉があるアイデルをスキップして、イラン人とジョージア人の保養地であるウズンギュルという町に来ました。なぜかリゼまでの値段で観光地に来れました笑

なんでもありすぎて、日本でこの感覚だとマズイなと感じます(^^;
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バスでは子どもに絡まれましたが、楽しかったです。

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久々のイスラム教圏、なぜか落ち着きます。イランにいるみたいです。f:id:eri-john:20190608153608j:image

湖畔にはモスクも。トルコに来たことを実感します。旅した中で、ジョージアだけキリスト教圏だったせいもあるのかイスラム教圏に入ってチャイを飲むと戻ったなーと。トルコ以降はキリスト教に戻りますが、改めて国境の力よりも宗教の力の大きさに気がつきます。

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トルコも人が優しい。最高の1泊目でした。明日、トラブゾンに移動しようかなと思います。

 

 

 

秘境@ウシュグリ&サナ村

6月2日(日)~4日(火)

ウシュグリ村&サナ村&マレ村

ジョージアの秘境を歩いて旅してきました。特にサナ村はジョージア第2の都市、クタイシからバスで5時間&徒歩5時間の場所にある人口10人の小さな村です。

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ウシュグリ村までは川を渡り、雪の上を歩いたり、氷河を見たり、1000m以上の登り坂があったりとアドベンチャー感満載の道でした!楽しかったです。スタスタと川を渡ったら、チェコ人のおじさんにブレイブガールと褒められました(^^;

ちなみにウシュグリ村までは50kmで通常は3泊4日かけるところを1泊2日で行きました。地元の人もドン引きしていましたが、そんなに道が難しくはないので、オススメです!

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ウシュグリ村はメスティアという町からタクシーでも来れることがあり観光客だらけでした笑。

しかし私はトレッキングをオススメします!本当に絶景を見られるのはトレッキングをしてこそです。ぜひ。

たまたまトビリシで出会ったフランス人のロクサンちゃんと再開したので、彼女がボランティアをしている宿へ。子供達とヘトヘトになるまで遊びました(^_^;)楽しかったのですが、30km歩いた後に子どもと遊べる体力があることにビックリです。日に日に強くなっています笑。

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その後は車も自転車も通れない雪道の峠越えをしてサナ村へ。通常の観光客はサナ村へは行かないらしく、ウシュグリ村のおばちゃんに本気で止められましたが、行って良かったです。

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サナ村は廃村間近の村です。ウシュグリ村とは年間3ヶ月しか行き来ができないこと、近くのマレ村へは歩いて(しかも5時間)しか行けないという立地条件から、人がいなくなっているそうです。f:id:eri-john:20190606001143j:imagef:id:eri-john:20190606001841j:imagef:id:eri-john:20190606001840j:image

テントを張るか迷っていたら、近くの住人メリさんに助けて頂きました。自給自足の生活で、ジョージアの山菜やベリーを堪能しました。美味しかったです。

美味しい自家製のご飯に電気が通ってないのでろうそくでの生活。タイムスリップしたような一時でした。ちなみにインスタント味噌汁をスーペル(美味しい!)と言って飲んでいたのは驚きでした。日本食ジョージアの方々のお口にあうみたいです。メリさんと過ごした時間は不思議で素敵な時でした。ありがとうございました。

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マレ村へ。トータル120kmの山中ハイキングを終えました。久々のアップダウンは大変でしたが、それ以上に山に暮らす人々の優しさ・山の雄大さを改めて感じた良い時間でした。また時間があったら自然に戻ろう!と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風の谷のナウシ○@メスティア

5月30日(木)~6月1日(土)

メスティア&アディス

2日間におよぶメスティアでのワンディーハイキング(25km×2)とメスティア~アディス村(25km)ハイキングの標高差1000m以上を歩いたおかげで登り坂に強くなりました。

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最寄りの駅から4時間も山中を行った先にあるメスティアという町から更に50km離れたウシュグルという村を目指してハイキング。

道中のアディス村がリアルな風の谷のナウシ○でした。

自給自足の生活です。生きるって何だろうと改めて感じる今日この頃です。f:id:eri-john:20190602002418j:image

メスティアも天国ですね。スイスのアルプス山脈のトレッキング大好きなドイツ人にジョージアが人気なのも納得です。f:id:eri-john:20190602002527j:image

キャンピングサイトも充実しており、Wi-Fi使えてシャワー・トイレ完備で300円で泊まれます。テント持っている人はテント泊もオススメですね。

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ジョージアのご飯美味しい!と言いながら写真を忘れていました(^^;これはオジャクリという、フライドポテトとポーク(中国ぶりに食べました。イスラム教はポークダメなので)を塩で和えただけなんですが、美味しいです。

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60歳を過ぎて1人車旅を決めた素敵女子のキティさん。車の中に生活に必要な全てが詰め込まれていて、最高でした!年齢は言い訳にしかならないとキティさんに教えてもらいました。この後、中央アジアを巡って本国ベルギーに戻るそうな……パワフル(^^)f:id:eri-john:20190602003110j:image

夏がベストシーズンなのですが、春は山頂に雪が残っていて景色としては最高だと思います。春がやっぱり好きですね。

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本日、出会った女子ソロハイカーのイタちゃん(ポーランド人)に撮ってもらった一枚。ちなみにジョージアポーランド人に人気の観光地です。旧ソ連の影響もあり、国同士が仲良しらしいです。

 

女子1人歩き旅@カズベキ

5月27日(月)~29日(水)

カズベキ

カズベキにて、様々な国のトレッカー達と楽しい日々を過ごさせてもらい、身も心も回復しました!

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カズベキ最終日に晴天。何か持っている気がしています。そして生まれ変わったようなスッキリ感があります。後半戦も頑張るぞ!f:id:eri-john:20190529200403j:image

天国なんだろうなー。また来たいと思える場所です。

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ドイツ人夫婦のマイケルとシモーネ。私が大ファンで、勝手に追いかけまして気がついたら三度目の再会でした笑。この夫婦から教えてもらったことはたくさんあります。

回り道は時に大切なことを教えてくれる
自分で決めた人生を楽しむ

こんな夫婦になれたらなと思える素敵なご夫婦でした。

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思えば歩き始めて半年。東京よりもベルリンの方が近くなりました。継続は力なり。全てを歩ききると肩肘はらずに私らしく[歩き]と向き合って進んでいきたいと思います。

女子1人歩き旅

情報が圧倒的に少ないコアな分野かもです。実際に私もチャリダーさんや世界一周の女性旅行者さんたちの情報を参考にはしていますが、同じように歩いている人を見つけるのはなかなか難しいです。

危険はありますが、危険は知識と経験で避けられます。危険だからと、やりたいことをやらないことのほうがもったいないです。

女子は確かにデメリットも多いですが、特にイスラム教の国々では女子だからおばあちゃんに優しくされたりとメリットもたくさんあります。こんなにネットが発達しているのに情報がない楽しさを味わいつつ、女子1人旅や歩き旅を考えている人達の力になんとかなれないかと思う日々です。

 

 

 

天国2@カズベキ

5月25日(土)~26日(日)

カズベキ

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ラザに居たときに、ここは天国だ!と思ったのと同じ感情をカズベキでも感じました。ラザよりは観光地化されていますが、それでも大自然の凄さを実感できます。f:id:eri-john:20190527142033j:image

教会の建っている場所が標高2200mです。人間ってやればなんでもできるんだなと実感しました。

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雨と雪にあいながら、氷河を見るために往復7時間のトレッキング。この時期なのに雪って。休養でも歩く!と言ったら外国人トレッカーに笑われました(^^;f:id:eri-john:20190527142257j:image

氷河を遠くから眺める。眺める。眺める。1時間も経っていました。本当に素敵!f:id:eri-john:20190527142420j:image

ジョージアはトレッカーにオススメです。本当に空気が澄んでいて、気持ち良いです。f:id:eri-john:20190527142516j:image

帰り道にジョージア人女子単独トレッカーに会いまして勝手に同胞意識を持ち笑、話しかけました。テント泊素敵すぎる!おしゃべりするためにコーヒーをいれてくれました。美味しかったです。f:id:eri-john:20190527142721j:image

山で天気もすぐに変わりますが、カズベキでは良い出会いがたくさんあり、最高です。西欧人のトレッカーと話が合うのと、ドイツ人の先生'sがとても優しく私とフィーリングが合います!やっぱり国は違えど、価値観が似ていると楽しいですね(*´∀`)

明日は1人で山と向き合います。

 

 

大都市トビリシ

5月23日(木)~24日(金)

トビリシ

虫刺され、侮ることなかれ。ということで病院行きつつ、休養しています。草むらには2度と入らない!と決めました(^^;

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大都市です。教会も大小様々なサイズがあります。教会でもヒジャヴというかスカーフの着用と肌の露出は禁止になっています。イスラム教じゃないので、最初は???となっていましたが、ロシア人に聞いたところ、ロシア正教会のルールだそうです。なるほど!f:id:eri-john:20190525123815j:image

町を一望できる丘へ。古い建物と近代的な建物が混在していて面白いです。南アフリカ共和国から来た人に写真を頼まれ少し話したのですが、南アフリカジョージアは同じ物価だそうです。だから旅しやすいと。ジョージアの日本の約1/3物価…世界ではわりと多いのかもしれません。改めてヨーロッパ圏や日本の人達がお金持ちと思われるのも分かる気がしました。

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ロシア人アンドリューにロシア人は美人が多いから羨ましい!と話すと、彼らは自分をプリンセスだと勘違いして自撮り多いし、自分で何もやらないでいるから僕は苦手だ!とロシア人らしくない反応があり、気になっていましたが何となく分かりました笑。しかし可愛い&美人だから許されます(*´∀`)


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最後はこれ。やっぱり好きなんだなと思いました!

 

 

ふふふふ。@トビリシ

5月23日(木)トビリシ

ここに来てのどうしようが発生しました(^^;f:id:eri-john:20190524033410j:image

3日前の藪こぎのせいか、道端の草花たちのせいか、原因は不明ですが足だけに大量の虫刺されができてしまいました(-_-)

かゆみと見た目が大変なだけで、歩けもするし大丈夫なのですが、原因を解明するために、首都のトビリシまでの100kmは歩きを断念し病院に行くことにしました。辛い判断でしたが、この後を快適に歩くためにはしょうがないかなとも思います(..)そもそもコーカサスはおまけ的に歩いているので、無理して後々支障がでてしまって欲しくないというのも理由の1つです。頑固者の私を説き伏せた宿のおばさんには感謝です。

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久々の大都会に目が回ります。蚤の市をやっていて面白い商品が目白押しでした。f:id:eri-john:20190524034112j:image

広告もダジャレがきいていて、面白いですね。ジョージア料理のヒンカリ……肉まんに似ているのですが、ゴルフのボールに見立てられています。こういうセンスはヨーロッパ的だなと感じます。f:id:eri-john:20190524034232j:image

トビリシ中心地を流れる河川です。あまり綺麗ではないのはトルコから来る河川だからだ!ジョージアの河川は綺麗だというジョージア人笑。(決してトルコとの友好関係が悪いわけではありません。むしろ良いです。)確かにそれくらいジョージアは森や自然に恵まれた国だなと思います。

アゼルバイジャンからジョージアに入国して感じた1番の違いはゴミが落ちていないことです。中央アジア的です。アゼルバイジャン人のポイ捨ては、せっかくのアゼルバイジャンの自然を汚すのでもったいないなと思っていましたが、ジョージアに来るとより一層、それを感じます。綺麗好きな国は日本的にはありがたいなと感じる今日この頃です。