夢の国。本の世界。@ナザレ
8月13日 ナザレ
初イスラエルです!(バルカン半島も初でしたが笑)文字が全く違います。ヘブライ語。空港時点で、こんなにワクワクしたのはいつぶりだろうか?と思うほどワクワクしている自分がいました。←後から空港全然使っていないことに気がつきました笑。
入国審査待ち。噂通り待たされます。私はイランへの渡航歴があるためドキドキでしたが、ユダヤ人親子の後ろに並ぶ作戦が成功したのか……質問は1つ「どこ行くの?」→「イェルサレム」で終わりました。他の日本人に会ったら、別室に連れていかれた方もいてラッキーでした。
そして空港時点でユダヤ人の多さに驚きます。ユダヤ人を見ることがほとんどないので、ドキドキです。ユダヤ人の方は独特な服装や髪型をするため、集団でいると迫力があります。
乾いた大地を列車とバスで駆け抜けます。目的地がナザレ……聖書の世界に迷い混んだような地名だらけです。
ナザレに来た理由は2つあります。
①ジーザス・トレイルというイエスが歩いた道を歩くためです。60kmのトレイルで本来は3日間~4日間のコースだそうですが、時間がないので2日間で歩きました。
②受胎告知教会を訪れるためです。教会の中に洞窟がありました。イスラエルはさすがに訪れる観光客が団体客であっても敬虔な信者さんが多いので、熱心にお祈りされる姿をたくさん見かけました。祈りのパワーを感じました。
シルクロードも好きですが、やっぱり巡礼路いいですね。原点のサンチャゴ巡礼を思い出しました。
中間地点@イスタンブール
8月11~12日 イスタンブール
久々のトルコ!そして第2の故郷感が強く、懐かしさを感じます。熱中症には二度とならないように気をつけます。本当に怖いです。
弟は初のトルコということでイスタンブール王道コースを観光しました。イスタンブールのモスク郡とアヤ・ソフィア、トプカプ宮殿。どれも豪華絢爛、、、そして歴史の重みを感じました。改めて遺跡や教会をたくさん巡った旅だったのですが、イスタンブールは素晴らしいと感じることができて良かったです。
アヤ・ソフィアが混んでいたためトプカプ宮殿へ。チケットを買うだけ一時間近くかかってしまったので、オンラインチケットの購入をオススメします。
人生で2回もトプカプ宮殿に入るとは……何が起こるか分かりませんね。相変わらずキラキラしていました。(展示品が金ピカです!)
トプカプ宮殿の庭にて休憩しながら海を見て、戻ったことを実感。旅も後半。無駄なく無理なく進みたいと思います。
アヤ・ソフィアはゆっくりと楽しめました。改めてモスクや教会をたくさん見てから、アヤ・ソフィアを見ると融合しているということが良く分かります。高い天井なのにモスクのような体裁……面白いです。
街歩き……やっぱりバルカン半島とは違います。ここはトルコです。
教会は大好きですが、アザーンを聞いたりモスクを見ると落ち着く自分がいます。シルクロードを旅するってこういうことかもと思いながら楽しみました。中継地点であるイスタンブール、、、興味深い街です。
船の乗り場は偽物のキャラクターが。。。顔パカッして挨拶するのはやめてー(;o;)という感じでした笑。
この後は1週間、前々から行きたかったイスラエルを旅します。
トルコに戻るのはレイシャンウェイのギブアップしたところから始めるためです。熱中症ならないように気をつけます。本当に。しかしシルクロード(ではないが、相当する道)を歩きたいので頑張ります。
トレッキングしたかった…@リラ修道院
8月10日 リラ修道院
弟と合流する前から行きたいと思っていたリラ修道院。豪華で山奥にあって良かったのですが、、、正直な話をするとトレッキングをすると更に良かったのではないかなと後悔の残る場所でもありました(^^;
門をくぐると修道院でした。山が綺麗でトレッキングへの未練がタラタラになってしまいました。
バス停に行く前に寄ったコーヒー屋さんでの幸せな一時。こんな時間が意外と大事だなと感じます。
リラ修道院はセルビアの修道院とは桁違いの観光客の多さでビックリしました。首都に近いこともあるのか……セルビアの修道院を応援したくなりました(^^;とはいえ内部は豪華で見応えがありました。
トレッキングマップを見て呆然とする私。ルートたくさんありました。今回の反省はバルカン半島が予想以上に広くて見所が多かったのに、計画性なく動いたことです。計画性ないのは私ぐらいだとは思いますが、改めてすごく広いと感じました。
今回の旅での初夜行列車です!テンションあがりまして、弟にはひかれておりました笑。弟とは性格が真反対ですが、かえってそれが良く、一緒に旅ができるのかなと思っています。喧嘩もたくさんしますが、弟には危ないお姉ちゃんのお守りをしてもらっている感じで感謝です。
街に戻りました@ソフィア
8月9日 ソフィア
少し選択ミスをしてしまい、ソフィアに着いたのが遅れてしまい、リラ修道院周辺のトレッキングは断念しました………悔しい!!
ソフィアは空気感はハンガリー(ブダペスト)と少し似ているように感じました。ブダペストよりは東の影響を受けています。
ボヤナ教会。ソフィアの郊外にある教会で弟が勧めてきたのですが、期待しないで入ってみると中のフレスコ画が素晴らしく、弟を疑った自分に反省です。現在でもフレスコ画を学ぶ学生さんたちの見本となるフレスコ画も見れて満足です!保存の関係で入場制限がかかっているため少ししか見れませんでしたがオススメです。素晴らしかったです!
教会が落ち着くようになりました。東の影響(モスクの影響)か、、、東方系教会は丸っこい教会が多いです。豪華で圧倒されますが、なんだか可愛くみえる一因かもしれません。
ソフィアはヨーロッパの雰囲気がノヴィ・パザルよりも濃く(位置的にはトルコに近いのはソフィア)宗教の力を改めて感じました。
宗教混在の街@ノヴィ・パザル
8月7日~8日 ノヴィ・パザル
ストゥデニツァ修道院が良かったので、少し遠く諦めかけていた別の世界遺産の修道院にも行くことにしました。
日に3本のバスに乗り、ウザク村に戻りました。が、、、別方面行きのバスは来るもののノヴィ・パザル行き方面のバスは乗車を断られたり来なかったりで、3時間待ってようやく来ました。ウザク村では地元の人が優しく、待っている私たちをフォローしてくれました。
そして何とかノヴィ・パザルへ。着いたのが14時だったため1泊ノヴィ・パザルで泊まることを決意して、世界遺産のソポチャニ修道院へ。もはやバスすらなかったためノヴィ・パザルからタクシーで行きました。
修理をしていなかったため、フラスコ画の状態はこちらのほうが見応えがありました。ソポチャニ修道院も山の中にあるため空気が澄んでいました。修道院があるからか、山のだからか……うーん不思議です。
ろうそくが好きですね。
この日も偶然、街で民族舞踊のイベントが開催されており見ることができました。バルカン半島(旧ユーゴスラビアの国々)とトルコが主催しているイベントらしく大盛りあがりでした。ちなみにノヴィ・パザルは80%がイスラム教で残りの20%がキリスト教とのことです。確かにトルコと同じような雰囲気でした。
国・地域・民族・宗教によって、洋服・踊り方(男女別もしくはペア)・音楽のテンポ・楽器などが異なり面白かったです!凄く良いイベントでした。そして、よりバルカン半島に興味がでてきました。
翌朝は早朝から教会と別の修道院をトレッキングしてきました。丸太につまずき青アザができたこと以外は快適なトレッキングでした。歩くこと大切です。
修道院に行くと早朝だったこと、人が良い宣教師さんだったこともありお菓子とジュースを頂きました。
たまたま修道院にいた地元の青年、マルコ君(警察学校の大学生・ベオグラードに大学はあるが夏休み中で帰省)に街を少し案内してもらいながら昼御飯も頂きました。ただただ感謝です。マルコ君によるとセルビアでは英語は学校教育では習わないとのことで、自分で勉強したとのことでした。見習うべき人でした。セルビアは少し長く居られて満足です。人の勤勉さや優しさにふれることができました。
田舎はやはり最高でした。
秘境の修道院@ストゥデニツァ修道院
8月6日 ストゥデニツァ修道院
セルビアを調べた時に世界遺産登録されている修道院を発見したので行って来ました!近くのウザク村から修道院へのバスは日に3本しかなく、、、ベオグラードからトータルで8時間近くてかかりながら行きました。
結論………最高でした!
修道院だけがある場所でした。セルビアで1番大切な修道院というわりには、静かで落ち着いた山の中にありました。それが逆に都市部疲れを少し起こしていた私にはありがたかったです。修道院の中のモザイク画は修理中でしたが、趣のある良い絵でした。
本当はこのまま街に戻ろうと思ったのですが、雰囲気が良かったため修道院横のホテル(修道院が経営しています)に当日宿泊のお願いをしましたが、残念ながら満室(..)
弟にひかれましたが、どうしてもこの地で泊まりたかった私が勇気をだしてテント泊のお願いをしたところOKしてもらえました!!奇跡です笑。朝食・夕食付きでした。夕食のお魚が美味しかったです!変なお願いはダメですが、ダメもとでもトライしてみることは大事だなと感じました。
シャワーを使わせてもらえました。趣のある館内でした。
たまたまホテルのお庭で、この地域の伝統舞踊発表会が行われていて見ていいよ!と言われたのでお邪魔しました。バルカン半島の踊り、大好きです。素朴で可愛いくて個人的な好みに合っていました。
きっと、この修道院でテント泊している人なんていないでしょうが、貴重な経験をさせてもらえたことに感謝です。気持ちの良い神聖な空気の中に浸ることができて楽しかったです。
近代的な街@ベオグラード
8月5日 ベオグラード
セルビアの首都であるベオグラード。サラエヴォに比べると大きな都市でした。
ベオグラード要塞。バルカン半島の歴史も古いです。そしてオスマントルコの影響も受けていて興味深い土地です。
要塞の中で中世の拷問器具に関する展示をしていました。遠目ですが、わりと精神的にくる物が多かったです。
久しぶりに何も考えずに熱中して見てしまったのが炎天下の中に待たされている映画のエキストラの人々です。映画の制作は大変みたいです。お疲れ様です。
セルビアの教会も綺麗です。個人的な感想ですが、豪華絢爛の西欧式教会も好きなのですが、素朴感があり深い祈りを感じられる東方系教会が大好きです。どの教会も見応えがありました。