玉門市~トルファン:電車でスキップ
玉門市~トルファンまで、電車でスキップすることにしました。
理由は、寒さと宿(民家)がないエリアに入るからです。ここの寒さを体感すると、切実に死にたくはないと感じます。嘉峪関で休んでいた時に多くの人から歩くことに執着しすぎるな!とか寒いから危険だ!と忠告を受けていました。全部を聞き入れたら、この旅ができないのですが笑、少し安全面を考え進みたいと思います。1人なので何かあったら、対応しきれる自信がないのと、しかもここから情勢的に厳しいウイグル自治区にはいるので。
玉門市から約900km、延々と砂漠地帯が続きます。今までも充分、砂漠地帯でしたが、ここまでは山脈のおかげで水もあり人々の生活が営めましたが、ここから先は山脈が途切れ、本当に人が住まない世界になります。途中でハミ(哈密)という都市があるのですが、ハミはオアシス都市で、それ以外のエリアは砂漠です。ウイグルが元々は別の国という感覚がよく分かりました。
とりあえずトルファンからウルムチまでの300kmは歩く予定です。
意外と根性なしなので笑、寒さしだいではルートを考えます。寒さが-20度近くは異常です。
平等ってなんだろうと感じたホテルの朝食ルームでのヒトコマ。歩いていると農村部の方々とも接するので、彼らの誠実さと貧困の問題を感じます。