シルクロード徒歩横断

27歳女子。1人でシルクロードを歩いてみる。

トルファン1日目

楽しみながら歩きたい!

ということでお金の節約(ウイグル自治区に入ると宿がバカ高いです)をしたいなと思いつつ、一生に一度、来るか来ないかという場所を旅をしているので、観光にあんまりケチりすぎないで行きたいと思います。


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宿を出ると一面、銀世界でした。玉門は思ったよりも小さな町でしたが、ここまで無事に歩けたことに感謝です。


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駅でまさかのおじいちゃんに携帯貸してと頼まれ、日本の携帯で電話できないということを説明すると、質問攻めに!待ち時間で軽く仲良くなりました笑。そんなこんなで鉄人さんの郷里である玉門を旅立ちました。鉄人さん有名人というか偉人っぽかったです。f:id:eri-john:20181204173433j:image

電車内ではお湯がもらえるので、カップラーメンを食べる人が多いのですが、わりとゆれる社内で三段重ねはチャレンジャーです。


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ハミに22時近くに、トルファンには朝の5時に着きました。起きてはいましたが、車掌のお姉さんが起こしてくれるというサービスがあるみたいです。


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薄暗い-10度の中、市内行きのバスはない(時間的に)と言われ乗り合いワゴン車をまけてもらい乗っていきました。運転手さんが良い人でした。市内に着いてからは事前に宿や部屋の状況を調べていたので、ウイグル自治区にしては公式としてはわりとお安い宿に泊まれました。(観光ツアーをお願いした会社の人となぜか日本語で電話のやり取りをしていた時に何のホテル?いくら?と聞かれてホテル名が分からず、値段だけ言ったら、それは安いね〜笑と言われました。日本人ならもっと良い宿なのでしょうか…。)


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明日は時期が時期で、ツアーも少なく高額でタクシーも考えたのです、結局ツアーの駆け引きにのり120元(車代・2400円)でツアーに参加して観光名所を巡ることにしました。生活のためとはいえガイドさんの語学力にはいつも頭が下がります。今日は砂漠がついている300元!と言われた時点で砂漠の中、歩いてたしいらないって言ってるじゃんとガチャ切りしたいところをお互いに粘っての120元です。事前情報を加味しても1人ですし妥協の額かなと。


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その後は博物館でトルファンについて学びました。古代史から「中国」になるまで色々とあったみたいです。シルクロードの要所として古来から多くの民族・文化が融合してきた街だそうです。


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ウイグル自治区は異国です。

歩いていたら、国が変わったと感じるのが、この辺かなと。言葉(ウイグル語・アラビア語表記)も文化も街の雰囲気も違います。だからこそウイグル族の若者が漢字を読めることに戸惑いを感じます。

そしてどこに行くにも身分証の提示です。バザール(市場)以外にも例えば宿にもセキュリティチェックがあります。そしてセキュリティチェックの際に私が日本人であることが分かると笑みを浮かべてくれる人も多かったです。これだけでも色々、学べます。そしてバザールは漢民族はほとんどおらず私は目立ちました(^^;

昨日が宿代、節約のため夜行列車で眠れていないので今日はゆっくり休みたいと思います。