リセットして考える@モスタル
9月22日~23日 モスタル
ボスニアヘルツェゴビナ。弟と少し旅をさせてもらったサラエヴォ以来です。モスタルは小さな町でしたが、イスラム教色が感じられる素敵な町でした。
クロアチア系住民とイスラム教の住民が住むエリアを結んでいた民族融合の象徴であるスターリンモスト(橋)です。旧ユーゴスラビア紛争が起こった際に爆破され、再建されました。
モスクで入場料を取るのは珍しいというか、、、ほぼないのですが、教会が入場料取ってモスクが取らないのは確かに変ですね。ここら辺はヨーロッパだなと感じます。
ヨーロッパ風のモスク。モスク博士になりかけています笑。ステンドガラスの感じが綺麗でした。
久しぶりのイスラム教!懐かしさもありワクワクしました。
ブラガイというモスタルの郊外にあるトルコ風の民家も見に行きました。ボスニアヘルツェゴビナは後述しますが、旧ユーゴスラビアの中でもイスラム教徒が多いエリアです。そのせいかトルコ(オスマントルコ時代)の影響がとても強く残っています。
とにかく近くの川が綺麗でした。透明度が半端ないです。
セデヴィータという飲み物。100%フレッシュジュースと同じ値段なのは解せないのですが、旧ユーゴスラビア圏でメジャーな飲みものです(^^;この後、クロアチアに入っても、セデヴィータはついてきました笑。
そして虐殺博物館にも行きました。改めて宗教の分布図を見ると、なぜユーゴスラビアの中でもボスニアヘルツェゴビナの紛争被害が酷いのか分かります。民族融合の地、そして悲しみの地、深く哀悼の意を表します。
二度と紛争はおきてほしくない。まずは知ること・来てみることで、分かることがたくさんあります。
この後、実は旧ユーゴスラビア紛争で恋人を亡くした方にも会いました。今は強く生きていますが、彼女の言う「紛争は何も残らない。」という言葉。それが全てなのかなと思いました。