シルクロード徒歩横断

27歳女子。1人でシルクロードを歩いてみる。

Day3@ベルモッシュ

9月10日 ウサンジェ→ベルモッシュ


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地味に昨日、モンテネグロに入国しており今日はアルバニアに戻り、明後日にはまたモンテネグロに入国するという複雑な動きをしております笑。アルバニアモンテネグロも自由に往き来して良いとのことだったので、パスポートコントロールは半分、意味がない感じですが動いていました笑。もちろん山中にはパスポートコントロールなんてないので出入国はぐちゃぐちゃです(^^;f:id:eri-john:20190914013431j:image

モンテネグロの町で食料補給しました。町にはモスクがありました。アルバニア(テス)では基本的に教会しか見ていなかったので、宗教での国境の線引きかもしれません?ちなみにこの後、アルバニア人モンテネグロ人との言語の違いを聞くと、わりと違うのでコミュニケーションが大変だと言っていました。アルバニアコソボは同じ言語なので楽だそうです。いや………本当に旧ユーゴスラビアは宗教も言語も複雑です。f:id:eri-john:20190914013800j:image

アルバニアの秘境、ベルモッシュ村。人口400人程度だそうです。村には高校はなく、高校に行くために村を1回出なくてはいけないそうです。Balkan Peaks Trailからも外れているため観光客もまばらでした(^^;f:id:eri-john:20190914013943j:image

観光客がまばら=キャンプ場も値上がりということで、キャンプ場を諦め民家の庭で泊まらせてもらえないか交渉することにしました。あっさりOK!優しいアルバニア人の方に出会えました🙇f:id:eri-john:20190914014248j:image

寒いし雨も降りそうだからと、この後リビングのゆったりしたソファーベッドで寝させてもらえました。キャンプ続きでフカフカのベッドは快適でした。娘さんが少し英語ができて、お兄さんがアメリカに行っていて6年間会っていないと。いつの日か私もアメリカに行きたいと涙のでるお話を聞かされました。そして村やご近所さんを案内してくれました。素敵な一時で、私の理想の時間です。

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しかもご飯がエンドレスでできます……トルコのようです(^^)豚さんが主食で、キリスト教圏に入ったことを実感します。ちなみに豚さんを殺すのは冬場のみで、お肉はソーセージにしたりして保存食にするそうです。基本的に自給自足の村なので、色んなことが勉強になりました。そして自家製のご飯がどれも美味しかったです。本当にただただ至福な時間を頂きました。歩いていると人の優しさがしみます。