Lycian Way総括!@トルコ
前半…7月上旬/後半…8月23~30日
Lycian Way 全長500km
トルコの有名なトレイルを歩いてきました。オススメ時期は春と秋です。夏は40℃を越える酷暑のため、冬は雨が多いため避けたほうが良いそうです。夏に歩いて確かに熱中症になったので、もし歩きたいと思った方は時期を考えたほうがいいかもです😅
通常はフェティーエ→アンタルヤですが、シルクロード的な関係(つまりは東→西)で踏破したいこともあり、私は逆方向から進みましたが、これもオススメできないです笑。何故なら、トレッキングのマーキングがフェティーエ→アンタルヤでついていて特に前半は道に迷うことが多かったからです(..)
まとめ
1、時期………春もしくは秋
この2点は守ったほうが良いかと思います。
そして、覚悟してほしいのが1000mのアップダウンの連続だということです。
わりと普通に山道を歩きます。ただ、村や町が多かったので、そこまで孤独感に悩まされることなく歩けました!
正規のスタート地点です。フェティーエ(正確にはオルデニズという隣の街)から始めます。
前半
私はアンタルヤの山奥からスタートしました。そもそもスタート地点ではなくゴール地点なので、バスの運転手さんもここから歩くの?って感じでしたが、、、バスを三回乗り継いで行けました。とにかく地元の人にいきたい場所を言うと、トルコ人は優しいので教えてくれます。
スタート地点には川があり、地元のトルコ人だらけでした。あんなに居た西欧系もしくはロシア系の観光客は1人もいなくなりました。そして彼らは川に大胆に車を突っ込んでいたのですが、エンジンは大丈夫なのかなと1人心配していました。
最初はいきなり出てくる遺跡に感動していましたが、なんせ数が多いので、そのうち当たり前になってきました笑。しかしよくよく考えると、ギリシャ時代の遺跡が普通に転がっている状態という奇跡です。
フリー(無料)キャンプサイトと有料キャンプサイトを利用して進みました。大きな街では安全面を考慮して、ホテルやホステルにも泊まることはありましたが、基本はテント泊でした。
個人的には有料のキャンプサイトをオススメします。20~40TL(約400~800円程度)で、Wi-Fi・ホットシャワー・トイレが使えましたし、何より管理者がいるので安心して眠れました。
景色は言わずもがなです。基本的にはリゾート地なので蒼い海・蒼い空を楽しめます。個人的にはフリーキャンプで、誰もいない(というか車では来られない)ビーチで満点の星空を見ながら寝れたことは心に残っています。フリーキャンプサイトでもビーチであれば、大抵は近くに川か浜辺にシャワー(海水浴のお客さん向け)があるので、体も洗えてスッキリできるので、オススメです!
現地の人によると春と秋でも水温が高いので泳げるそうです。むしろ夏は混雑してて、宿も高いからと春・秋をオススメされました。(←この時点で夏に歩いたことを後悔してました笑
しかし暑くて倒れました。熱中症には注意しましょう。
後半
暑さとアップダウンで歩くことが楽しくなくなり、自暴自棄になりました。そんな時に弟が来てくれましたー!日本語で不自由なく話せる、今まで居た土地を離れる、そんなこんなで心機一転できました。離れたからこそ分かる楽しさを感じました。
暑さは………まだまだ感じました。怖かったので、早朝出発・昼間休憩・夕方~日没歩行を心がけました。スペインのシエスタ(昼休憩)が大事なの分かります。相変わらず海は綺麗でした。
後半(普通は前半)に来るにつれて標識やマーキングがしっかりしていました。なので全行程が難しく、部分的に歩くのであればフェティーエ側をオススメします。実際にハイカーさんに会えたのもここからでした。
……ちなみに前半にチクチクする痛い植物を藪こぎして進むという地獄を経験したため、後半は道があることだけでも感動していました😅
良き家族に会えた浜辺。お魚(夕食)と朝食をご馳走になりました。
アンタルヤ~フェティーエつまりLycian Wayエリアはリゾートのため観光客が多く、北部(黒海付近)のような誘われ方というのはまずなかったです笑。どちらが好きかは人それぞれですが、個人的には北部の田舎っぽい空気感が好きです!
長いようで短い道でした。
改めてトルコという国が好きなりました。そして歩くことが好きなんだ!と感じられる道でした。大事なことを教えてくれた大事な道です。
色んな意味を含めて、、、楽しかったです!