パレスチナ問題@ベツレヘム
8月17日 ベツレヘム
ベツレヘムといえば新約聖書!ということで行って来ました。知識不足でお恥ずかしい話ですが、ベツレヘムはパレスチナ自治区に属しているのは行くまで知りませんでした。その辺りも学ぶことが多かったです。
そしてベツレヘム、パレスチナ自治区でたくさん見かけた、このポスター。行かなければ分からないことも多いです。特に情報は色んな側面から捉えないといけないなーとも感じました。
ベツレヘムの聖誕教会です。マリアがイエスを産んだとされる場所です。こちらも熱心なキリスト教徒さんが多かったです。
イスラエルの教会はミサが多いです。やはり信徒さんがひっきりなしに来るからでしょうか。空気が変わるので好きな一時です。
羊が好きなので、羊飼いの野の教会にも行きました。羊だらけで、大切な教会ではありますがほっこりしました。
バンクシー(イギリス?出身の覆面アーティスト)の代表作が街中にあるということで見てきました。弟いわくバンクシーの作品が一躍有名になった一因にパレスチナ問題を風刺した絵、、、つまりベツレヘムの絵があるからと学び見に行きました。
パレスチナ自治区を囲う壁で、色んなアーティストさんがパレスチナ問題に関して触れながら絵を描いていました。
バンクシーが運営されるとする博物館にも行って来ました。現在、パレスチナ自治区に住むイスラム教徒はイェルサレムに行くことができません。壁を抜ける際には身分証チェックがあります。同じ国という体裁はとっていますが、別の国のようで、例えば車のナンバープレートもイスラエルのものとパレスチナ自治区のものとがあります。
今回の旅で、ベルリンの壁・サラエヴォ包囲を見ました。そして過去ではなく、現在進行形で問題をかかえているパレスチナ自治区。宗教・民族の違い、、、日本で暮らしているとあまり関わることがないですが、行ってみると紛争が起きている現実を重く受け止めなければなりません。
平和になってほしいとは思いますが、その言葉を簡単には言えません。双方の想いがぶつかってしまって起きるのが紛争です。ただ一般の人たちは何を望むのか、、、美味しいご飯を食べて、親しい人たちと笑いあえる、安心して眠る、そんな日常が欲しいだけなんだなと。改めてサラエヴォに続き、色んなことを考えさせられたパレスチナでした。