シルクロード徒歩横断

27歳女子。1人でシルクロードを歩いてみる。

悲しみの地@サラエヴォ

8月3日~4日 サラエヴォ

悲しみの街

サラエヴォというと名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか?ボスニアヘルツェゴビナの首都であるサラエヴォは今回の旅で印象に残っている街です。

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ユーゴスラビア紛争。多民族国家であったユーゴスラビアでの民族同士での争いでした。この紛争により1992年からサラエヴォの街は約4年間、戦場になりました。紛争から約30年経った今も街の至るところに砲弾跡が残っています。

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私が生きている時代に起きた紛争です。f:id:eri-john:20190822013620j:image

サラエヴォのオリンピックスタジアムは当時、お墓を置ける場所がなく、墓地になったという場所でした。紛争の数年前にはオリンピックが開催されていた……学生時代の衝撃的な写真は今もなお覚えていましたが、改めてその地に立つと、当時の悲しみや平和への切望感を感じました。

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紛争に関する博物館にも行きました。「子どもの戦争博物館」。戦争の日常化。普段の生活に当たり前に生き死にが関わり、誰かが傷ついている。そんな中でも未来は失っていないし、日々の楽しみを見つけて生きている。生きることについて、教えてもらったことがたくさんありました。

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無関心が1番怖い。知ること、見ること、聞くこと。現地に行くと分かることもたくさんありました。これが旅をすることの意義ではないかとも思います。f:id:eri-john:20190822014847j:image

サラエヴォ2日目は近くの山へトレッキングをしました。あまり知られていないのですが、サラエヴォ冬季オリンピックが開催されるくらい緑が豊かな土地です。写真はボブスレーコースの跡地です。初めてボブスレーコースを見て大興奮でした!f:id:eri-john:20190822015038j:image

山頂から見るサラエヴォ。すごく澄んだ空気でした。悲しみが癒されることを願い登頂させて頂きました。

 

ブログの更新が遅くなり、すみません。頑張って書き進めたいと思います。